ボク、文章書くの苦手なんですよね。
「何から書いていいかわからない。どう書いていいかわからない。この文章を読んで本当に伝わるんだろうか」とか考えはじめると、いつの間にかネットサーフィンしています。
最近だと、abemaTVやAmazonプライム・ビデオも楽しいですね。
でも書こうと思えば、こうしてなんとか書くことができています。
それは「文章の型」があるからです。
書くことが決まっているのに文章が書けない場合は、「文章の型」を使うと文章作成がはかどります。
そもそも文章とは言葉によって「論理展開」をしたもの
> 面白い文章=面白い論理展開
これはボクが最近読み直している、20歳の自分に受けさせたい文章講義 (星海社新書)に書かれていたことです。
この式の両側から面白いをとってしまえば、「文章=論理展開」となりますよね。
そもそも文章とは何かと言われれば、言葉による論理展開。
つまり、文章を書くためには論理展開さえできてしまえば良いわけです。
書きたいものがすでに決まっている場合、その書きたいものを論理展開して書けば文章ができてしまうんです。
ブログが書きたいのであれば、ブログの論理展開。
何かを提案したいのであれば、提案のための論理展開。
伝えたいことに合わせた論理展開を利用すれば、強制的に文章がかける。
もし、「書きたいことが決まっているのに文章が書けない」という場合は、「どのように論理展開したら良いのかがわからないから書けない」ということになります。
でも大丈夫です。
文章の型があれば、ちゃんとした論理展開の文章を書くことができます。
早い話が「カンペ」ですね。
「論理展開の型=文章の型」
先程もお伝えしたとおり、文章は論理展開のことです。
ということは「文章の型」とはつまり「論理展開の型」のことですね。
このことから、もし論理展開の仕方がわからななかったとしても、文章の型のとおりに書いていけば、自然な論理展開の文章を書くことができるようになるわけです。
型どおりに書くだけで、あなたが伝えたいことを文章にすることができます。
文章の型は様々あり、ブログやメール、自己PRや商品紹介など様々な型があります。
それらの型を手に入れれば、文章に対して苦手意識のあるボクのような人でも、文章を書くことができるようになります。
3種類の文章作成の本
ボクは文章作成の本は大きく分けて3種類あると思っています。
- 文章の組み立て方を学ぶもの
- 文章の美しい表現を学ぶもの
- 教科書的な正しい文章とはなにかを学ぶもの
文章作成が苦手な人が書けるようになるために、はじめに手にするべきなのは、1つ目の「文章の組み立て方を学ぶもの」です。
その中でも「文章の型」によって文章の組み立て方を学ぶのが、最も手っ取り早く文章作成ができるのでおすすめです。
2と3はすでに文章が書ける人が、その文章を更にステップアップするために読むものなので、はじめに読む本としてはおすすめしません。
「文章書けるようになりたいなー」と思って2や3の本にあたってしまった人もいるかも知れません。
その人は、結局文章がかけるようにならなくて挫折してしまったのではないでしょうか。
もし心あたりがあるなら、ぜひ1のタイプの本を手に入れてみてください。
少なくとも2,3の本を読んだときよりは書けるようになります。
文章の型が載っている書籍
ここではボクが実際に読んだ本の中から、「文章の型」が載っているものをご紹介します。
200字の法則 伝わる文章を書く技術
この本はボクが文章作成に興味を持ったはじめの頃に買った本です。
「200字の文章を書くことから始める」というコンセプトが初心者に非常にいいです。
Twitterは投稿できる文字数上限が140字ですが、文章が書けないと思いながらも140字くらいなら誰でも書いているんじゃないでしょうか。
そこまで書くことができるなら、200字もすぐそこです。
短い文章を書くことができれば、長い文章は書くことができます。
この本は、まず200字の書くことから始められるので、とくに文章作成に慣れていない人におすすめです。
もちろん、文章をふくらませる方法も書かれていて、1000文字程度の文章であれば書けるようになっています。
実はボクが書いているこの記事、文章をふくらませる前の文字数は「57文字」でした。
膨らんだ結果3100文字ほどになっています。
この文字数まで膨らむのも、元になる短い文章があってこそです。
☆掲載されている型
– 企画書・提案書
– 報告文・連絡文・謝罪文
– 勧誘文・依頼文
– レポート
– 紹介文・推薦文
– ブログ・エッセイ・日記
– 自己PR文・エントリーシート
4月18日には、新装版が出るようですね。
今回紹介した版の2倍の値段になっているので、ちょっと手を出しにくいです。。
読むだけであなたの仕事が変わる 「強い文章力」養成講座
こちらは、ある程度文章の型の使い方がわかったところで読むと便利に使える本です。
先程の本に加えて、「文章で人を動かす」ことにフォーカスして書かれています。
ボクはこの本は「本編」よりも「付録」に価値を感じています。
なぜならサッと使える情報が簡潔にまとまっているから。
読者の興味をひくための、「どう伝えるかの表現の型36種類」は、何の変哲もない文章を読ませる文章にする簡単な方法がまとめられています。
下で紹介する文章の型も、簡潔にまとめられています。
あまりに簡潔なので、文章の型の使い方が理解できていないと、どう文章を書いていったらいいかわからないと思います。
そんな時は、先程の「200字の法則 伝わる文章を書く技術」を読んで、型の扱いに慣れてください。
☆掲載されている型
– 思わず買いたくなるセールス文章7つの型(チラシ・商品紹介・ECサイト・メルマガ・DMなど)
– 「心を動かす文章」を書きたいときの7つの型(就活・転職・ブログ・社内報・SNSメルマガなど)
買わせる文章が「誰でも」「思い通り」に書ける101の法則
この本はセールス寄りの文章を作成するときに役立つ本です。
アフィリエイトやメルマガ、チラシなどの文章を作りたい人におすすめです。
といっても普通の記事作成にも役立つことがたくさん書かれているので、文章作成に興味があるなら読んで損はないです。
もし何かを販売する文章を本格的に作ろうと思うのであれば、コピーライティングの知識が必要になります。
しかし、冗長で分厚いコピーライテイングの本は読む気がしないですよね。
そんな人にとってはかなりおすすめの本です。
さすがに分厚い本と同じ情報量というわけにはいきませんが、セールスライティングに関する十分なエッセンスを得ることができます。
☆掲載されている型
– 「買わせる文章」の基本の型
– 「悩み」の解決型
– 「わくわく」の提示型
– いきなり商品紹介型
– 比較型
– 物語型
– カタログ&チラシ型
– 企画書・提案書
おわりに
ボクは文章を書くことを学ぶ前「文章作成には才能が必要だ」と思っていました。
でも学んでいくと、必要なのは「何を」「どう書くか」でしかないことがわかりました。
今回は「どう書くか」の部分、「論理展開のしかた」について書きました。
そして、「論理展開のしかた」は「文章の型」を知れば解決します。
これは、「文章を書けるようになりたい」と思った当初のボクは知らなかったことです。
過去のボクと同じ状況にいる人がこれを読んで、少しでも早く「書けない悩み」から開放されたらいいなと思います。
私も書くのが苦手ですww 私の場合専門用語ばかりになりすぎちゃうみたいですので、もう少し伝わりやすい書き方も学ぼうと思いました
専門用語多くなるのはボクもやりがちです笑
気をつけないとですね!